バラゾウムシ
うちの薔薇は、一部2番花がつぼみをあげているところです。
自分の薔薇たちを植えて数年、害虫もふえているようです。
特に今年めだったのがバラゾウムシ。
おかげで新芽がずいぶんやられ、
変形したりだめになったつぼみや
開花してもキレイでない花も結構あります。
花が一段落した今も、新芽がやられたりしています。
小さいので、どうせみつけにくい、と今まであきらめていましたが、
今年はパトロールしてみると、結構キャッチできました。
ベランダの鉢薔薇にも。
なんともくやしい。
天敵は、ハナグモや、ヒラタアブとからしいですが、
そんなにいるともおもえないし...
無(化学)農薬栽培なので、大抵対策をひもとくと、
薔薇の虫ホイホイ(粘着モノ)とか、
テデトール(手で取る)。
成虫になってしまうと、
いまいち決め手に欠くみたいです。
私は、漢方成分のアルムシリーズとか使っていますが、
春のシーズンが終わったら、使わなくなったり、
真面目に毎週とか散布していませんから、
継続使用の効果をはかることもできません。
でも今年は、なるべく、1週間~10日程度で
散布してみようかなと思っています。
今年いっぱいで閉鎖になる、とてもくわしい薔薇情報のサイト、
Rose Sanctuaryの情報を読みながら思ったのですが、
鉢薔薇に関して、横着をして、土替えの際、元の土を
一部流用したのはまずかったです。
さなぎが埋まってますものね。
マルチングしてあげて、それを更新するのも、
表面にうもれている害虫などを処分するのによいと思いました。
外国のサイトをひもとくと、奇抜な防止法もあってびっくり。
1年は薔薇の花をあきらめて、つぼみを全部つむというものです。
すると、卵を産む場所を探しにゾウムシたちは別の場所に移動していくので、
翌年の被害が少なくなるというものです。
これはなかなか勇気がいりますね。
ほかには、効果のほどはわかりませんが、
グラウンドカバーする低い植物をうえて、
産卵されたつぼみなどが地面におちても
幼虫が地面に達しないようにするんだとか。
よほど密に生やすのでしょうか。
あとは、生物製剤として、ネマトーダもあげてありました。
幼虫に寄生して退治してくれる微生物をまくというもの。
ただ、農業用なので、購入単位が大きかったり、
曇りや小雨の日が散布にのぞましいとか、
防護用にメガネや、皮膚保護のクリームや、
保護服をみにつけたりとかの手順が面倒です。
とりあえず、今年は、つぼみや、痛んだ花が落下する前に
結構処分できたし、
これからはアルム凛を定期的に散布したり、
根にすわせたりしてみようと思います。
いつまで続くかわかりませんが...
もとから家に生えていた赤い薔薇の被害が
結構ひどかったので、気になっています。
来年は、鉢薔薇は土替えをしっかり行って、
できれば
マルチングとその交換もこころがけようかなと思います。
なかなか手のかかる薔薇たちです。
下は満開のころのピエール ド ロンサール。
0コメント