グラミネを使って
先日の福山市神辺のアトリエHanaさんのオープンハウスは大盛況でした。
おかげさまでアーティフィシャルフラワーのリクエストもいただいて、準備中です。
このところ色んなことで忙しくて、ついブログをさぼり気味。
一方写真はちょこちょこ撮るので、たまってきています。
マイペースながら、少しずつアップしていければと思っています。
タイトルのグラミネというのは、草花の穂ものを指すフランス語で、
(たとえば、スモークグラスや、ラグラスなど。 麦やあわのようなものと
言ったほうがわかりやすいでしょうか。)
田園風(シャンペトル)ブーケなどによく使われます。
このあたりでは、雑草として見向きもされないようなものが
パリのブーケでは野性味をくわえるのに一役かっています。
近所のバイパスに行く道ばたには、何種類か、グラミネが生えています。
車でそばを通るたびに、あ、あれつかえそう~と
狙っているのですが、
狭い道で、離合が難しい場所もあるので、
おいそれと車を止めて採取するわけにもいかず...
ハサミも携帯していなかったりして。
でも先日、いけばなのおけいこの帰りに、
ハサミもあることだし、
グラミネたちも早く採取しないと、
早いものではもう枯れてきているのもあるので
ついに決行することに。
前から狙っていた、ちょっと黒っぽいものと、
ちょっともこもこしたもの。
その日の午前中購入していた
バンダ蘭とあわせてみました。
数日前は、シティークリーニングの日に、近所の公園の草取りをしていると、
ローラン=ボーニッシュさんの本で、ブーケに使ってあった、
ペンペン草(普通にあるものより、小ぶりで、葉もまるい感じ)を
見つけました。
たぶん花材としては、この辺ではみかけないものです。
(ちなみに、時期がちがうのか、付近では、昔ながらのペンペン草は
みつかりませんでした。)
早速 数本根から抜いてお持ち帰り。
昔のきらわれモノがいまや貴重な存在です。
余談ですが、
最近、雑草も子供のころ見かけていたものとは違うものが
占拠してきているようです。
外来種でしょうか。
どんどん生態系もかわっていくようです。
そんな中で、在来種の植物はどんどん消えて行くのでしょうか。
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