バラゾウムシ 激減~ その1

自分の薔薇を育てはじめて数年。 

育ててはじめてわかった害虫の多さ。

最初悩まされた害虫は チュウレンジバチ

お腹がオレンジの虫で 薔薇の茎を縦に割って産卵

いつのまにか沢山の幼虫が葉っぱを食べます。

しかし早めに発見すれば、テデトールして事なきを得ます。

(たまに産卵場所が悪くてつぼみがだめになることもありますが 汗)

昨年はちょっとシャクトリムシの小さいのがはじめてかたまって発生。

これも早期発見でなんとか。

ただ忙しいとあんまりパトロールできないので

そういう時は被害が大きくなります。

夜になるとつぼみをかじるホソオビアシブトクチバは

それほど数は多くなく、よくみると茎にはりついてひそんでいたり、

植木鉢のふちの中にいたり

かじられたつぼみをみたら夜8時ごろパトロールしたらいたりして

これもなんとか。

土にひそむものは、アルム恵を定期的に使ったり、アルム凛を灌水したり


近年悩ましかったのは、年々ふえる傾向にあった、バラゾウムシ。

新芽がごく小さいころにダメにしたり、

つぼみの首に産卵して、つぼみをダメにしたり、変形させたり

大きくなったつぼみに産卵して、孵化した幼虫が薔薇に小さい穴をあけて

花を汚くしたり。

小さい虫ですがこの虫のせいで、けっこう昨年はつぼみをダメにしました。

昨年は気がつくと3月ごろから 新芽や葉があちこちでちりちりしていて、

やられはじめていました。

発見後アルム凛やら葉面散布しても、それほど効果は期待できないかんじでした。


バラゾウムシの生態を考えると、地中で越冬して、春になると成虫が

幹をのぼってきて被害を与えるのだとか。

そして土の中で、薔薇(もしくは被害を与える植物)の根を食べているんだとか。

他の対策として、薔薇の虫ホイホイも一度だけ使ったことがありますが、

手にひっついたりして、私的にはちょっと使いにくいし、

それほど効果があるようには思えなかったです。

肌寒いうちに対策するのをつい忘れたり。

というわけで、これまでは幼虫が土の中にいる時期に、対策を怠っていたのでした。

放置すると年々増える傾向にあるので、今年は早めに対策をうたねば、と

パウダー状のニームケーキを20キロ購入。ダイコーのものです。

というのも、昨年でしたか、花ひろばで、ニームの有効成分が濃いめにはいった

ニーム核油かすを買ったことがあり、それは土の中のコガネムシの幼虫対策だった

のですが、使ったあと、しばらくやぶ蚊が収まっていたのでした。

ただ効力は、はっきりおぼえてないのですが、1~2週間だったかと思います。

ただ、この製品は粒が大き目で使いにくかったのと、定期的に散布することを考えて、

有効成分は少な目かもしれないけれど、パウダー状のものをおもいきって一袋20キロ

買ったのでした。

アルム恵を試してみてもよかったけど、ニームのほうが安価につきます。

そして、今年は早めにニームを土の表土にまぜてみることに。

2月の終わりごろだったと思います。

薔薇の鉢がおいてあるそばの芝生の土にも撒きました。

ニームは窒素分の肥料にもなるため、窒素が多すぎては、と

バッドグアノ(りん分)やら、もみがら燻炭やらもまぜて、

一週間強くらいの感覚でやってみました。(つづく)


(下の写真は昨年の様子ですが、よくみると結構穴あきだったり、

穴をあけられるため花びらがひっついて開かなかったりするので

それをはがしたりしたために花びらがやぶれたり、

無傷の薔薇はほとんどなかったように思います。)





去年の薔薇(ピエールドロンサール)

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