ギャザリング作品

先日展示したギャザリング作品のうちのひとつは、ギャザリングに適した主材を複数調達するのが難しかったため、教えていただいている、アトリエ華もみじさんから、プリムラのリース苗のセットを取り寄せ、作成いたしました。　一般に販売しているプリムラは、苗のサイズが大きいので、ギャザリングできなくはないのですが、こちらのように二つのプリムラを組み合わせて、というのが難しく、リズム感がつけにくいのです。

センスのいい苗を扱っているところでは、ギャザリングを意識して、分けれるようになっている苗をあつかっていたりもするのですが、このたび複数の作品を作るにあたっても複数箇所回って試行錯誤でした。

ギャザリング、根をいじることになるので、それだけリスクもあり、結構丈夫な種類もあれば、デリケートなものもあるので、いろんな苗で経験してみることが必要だなとこのたび痛感しました。　この時期、この写真に写っているイベリスは比較的丈夫ですが、似た感じのスイートアリッサムは、寒い時期のほうが失敗しにくいようですし、もともと根鉢をあまりいじらないほうがよい植物のようなので、デリケートなようです。

プリムラも華やかできれいなのですが、あたたかくなってくると、どんどん咲き終わって、見頃が終わってしまうのは、ビオラとかとくらべると速いですね。とはいえ、やはり華やかな色合いのこのリースは人気がありました。