お花と素敵なご縁 その2

先日シンガポールに滞在中、

この度はふと思いついて、花市場に行ってみることにしました。

旅先で花市場に何度か行ったことがあり、

中国、香港、タイ、パリですが、

タイでは蘭がたくさんあり、

部屋にかざったり、お風呂にいれてみたり。

シンガポールもおそらく蘭があるだろうし、

花市場で検索すると薔薇が安いというので行ってみました。

全体的に種類は少ないものの、

蘭や薔薇がお買い得

旅先で生けるのが便利な、

プラスチックの花瓶なども。

薔薇などは冷蔵庫のような部屋にはいっています。

外は暑いので、さっさと選び

ホテルに戻っていけはじめました。

ブーケをつくってみたり、

投げ入れをしてみたり、

日本からスーツケースのすきまを埋めるために

フラワー用のスポンジももっていっていたため、

それも使ったり。

いろいろ作ったあと、部屋にかざっていたわけですが、

帰国の前の日、お花をどうしようかという話になって、

部屋に残しても捨てられるだけだろうから、

親切な応対だった、ホテルの受付の女性にさしあげることに。

好きな作品を選んでもらうために、お花をみてもらいました。

一番好きなのは薔薇の作品ということでした。

その時彼女は、私と友人を花作品の後ろに立たせて

記念撮影したのでした。

そしてお花をさしあげることに関しては、上司の命令とかで

ひとつしか持って帰れないということで、

彼女は薔薇のアレンジをえらびました。

そして翌日、さてほかにも作った花たちをどうするか。

受付嬢にも翌日もひとつは持って帰っていただくつもりで

ちょうどチェックアウト時にシフトであることをチェックしてありました。

プールサイドにいくと、女性従業員2人いたので、

事情をお話するとよろこんで受け取ってくださるとのこと。

大急ぎでチェックアウトまでお花をわけて

プールサイドの女性たちにわたし

受付嬢にわたすべく準備。

すると、受付嬢が、お礼にと、

なんと私たちとお花が写った写真をリッツの立派な銀色のフレームに入れ、

さらにちょうど私が訪問したガーデンバイザベイの、

蘭がガラスの中に保存された置物のプレゼントと、

心あたたまるメッセージが書かれたメッセージカード、

さらには、私がお花をもってかえれないということで

アレンジメントの中のバラの花びら1枚と、けいとうの花材を

一リン取って同封してくれていたのです!

なんという、いきとどいた心遣い!

しかも彼女はまだ19歳のインターン!

きっと将来は本当に素敵なホスピタリティーあふれたホテルのスタッフとなられることでしょう。

私は捨ててしまうのもしのびないので、差し上げただけなのに。

お花を買ってあれこれつくるのに、時間がかかり

一時ごみが散乱して片付けるのも時間がかかり

ちょっと失敗だったかなーとも思ったのですが、

こんな素敵な心のこもったお礼をいただけて

受付嬢と素敵な交流ができるなんて!!

お花のおかげで一生の思い出になるような素敵な体験と

ご縁をいただいたのでした。




ホテルでいろいろ作ったものの一部です。

一番下のアレンジが受付嬢が最初に選んだもの。

色がシックにうつっていますが、もうちょっと華やかな感じでした。

Angelica's blog of the flowers   アンジェリカのお花のブログ

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