災害で思ったこと

これまであまり自然災害では

ひどい被害のなかった私の町

このたびの集中豪雨による災害でも

ひどい河川の氾濫や浸水は耳にしなかったですが

土砂崩れで家がつぶれたという話は2件ほど聞こえてきて

道路が分断されてしまっていたりという状況で、

一番びっくりは、前回のブログでもふれた断水

これに関しては情報の入手時期に格差がありましたね。

なんでも断水になるのではないか、といううわさが

SNSなどで午前中に流れていたのだとか。

そしてケーブルテレビには断水になる30分くらい前には

ニュースが流れていたそうです。

それで、すでに午前中から、スーパー、コンビニ等に

水のペットボトルを買いに来る人がいたそうです。

でもほかの人は

断水になる前には、お花やさんのように近所の人が知らせてくれたり、

電話をかけてくれたり、という人海戦術で知ったり、

全く知らなかったり。

私は午後に講演会の予定があったので、とりあえずバスタブに水をためたりして

出かけたあと、車で何か所かコンビニ等まわりましたが、

もう水はなかったです。

あまりめだたない穴場的なところでごく小さいのが数本あっただけでした。

そのほかの味がついた飲料はありましたが、

2リットルいりの大きいお茶とかはなかったです。

それから高速道路の通行停止とかで、

流通が乱れているので、

コンビニのお弁当とかがはいってきてなかったようです。

兄も勤務先で孤立状態で、

コンビニいっても食べ物がなくなっていた、といってました。

常に地震がある関東などや、震災にあった地の方々は

すでに非常用の飲料水や食料など常備されている方も多いとおもいますが、

あまりひどい災害にみまわれないところでは、

やっぱり備えは甘いですね。

まずは大きいペットボトルの水を常備しておくべきだなーと思いました。

それから常備食ですね。

まだ食材が一切なくなるという状態ではなかったですが。

ちんでできるごはんとか、お湯をそそいだらできるめんとか、

ガス、電気がとまった時のための簡易ガスコンロとか。

さらにお水をもらうときの、水用タンク。

あれもたちまち売り切れてしまったそうです。

ビニール袋だと厚手じゃなければ2重にしないといけないし、

そういう意味では、大きなビニール袋も常備が必要ですね。

市内何か所はお風呂にはいれるところもアップされていましたが、

体をふくシートや、ドライシャンプーとかもあれば便利でしょう。

さらに意外な盲点がありました。

トイレをリフォームした母の知り合いが流れない―というのです。

うちは2つトイレがあって、どちらもタンク式の上に、

一階のは旧式のタンク式なので、

水を適当にいれれば断水時もながれてくれます。

でも某メーカーのトイレは、

断水時に流す方法がHPに書いてあったのですが、

自動のスイッチをオフにして

10リットル~12リットルをどっと流すと流れるとか書いてあったんですね~

でも母の知り合いは、後期高齢者で一人暮らし。

非力で、バスタブからそんな量を一運んで一気に流すなんて大変。

まだ健康な方ですからいいですが、

おまけに、給水所にいってもひとり6リットルという制限があり、

しかも長蛇の列で、何時間もまつはめにも。

そんなやっとの思いで得た水を 

(しかも給水所まで足がないからタクシーとか?)

トイレのために10リットルも一度に消費できるでしょうか?

2012年式ののトイレの中には、2~3リットルで流れるものがあると

ありましたが、

せめてそれくらいの量にとどめてくれないと困ります。

案外最近のトイレは(ほかのメーカーはしりませんが)

この辺は盲点だったようです。

2~3リットルでも、バスタブに貯め忘れたり、断水が長引いたりするとアウトです。

災害用簡易トイレもみごとに売り切れているようです。

知恵をしぼって、ネットを調べ、近所に避難所があるみたいだから、

行ってみてはと提案しておきました。

すでに公衆トイレとかも閉鎖されていたそうですが。

災害時に困るのは、情報も若者のようにSNSとかネットとかで

入らない高齢者。

しかもまわりにみよりのないひとり暮らしで、車もない方々でしょうか。

ツイッターでいろいろ情報がでていますが、

スマホやパソコンなどをもち、時としては車もある人向けの情報だけ。

こういう時は、高齢者の型は、水や食料、お手洗いもある避難所にいくほうが

なにかと便利かもしれないとも思うのですが、

案外近くになかったりします。

得に高齢者に対しては、普段から災害時の備蓄を持つことを対面で伝え、

断水等の連絡網を作成して、情報が高齢者にも伝わるようにすることが

必要だなあと痛感しました。

それから、いざという時の備えは、

なにがおこるかわからないこのごろですから

本当に必要なんだと痛感しました。

ちょっと余分にあれば、困っている人にわけてさしあげられるし、

みんなが備えていれば、いろんなものが売り切れ続出も緩和できるかもしれません。


いきつけのお花やさんは、

水がでなかったら水替えができないし、

いまあるお花もアウドだ~とおっしゃってました。

まだ復旧のめどがたっていません。

不安をかかえている高齢者世帯も多く

胸が痛みます...

明日からはうってかわって30度越えの日々ということ。

この町の、水をもらえない鉢のお花とかも

たくさんダメになってしまいますね。






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