パリで食中毒!?

パリネタはさらに続きます。

民泊の宿でネズミが出没したことから、

猫をつれて家主が帰ってきて、

おしゃべりする機会があり、

素敵なレストランが載っている本をみせてくれたのでした。

その中に、お花の雑誌の撮影にも使われたことがある

とても素敵なレストラン(名前はカフェがついていますが)が載っており、

パリの最後のランチはそこにしようと決めたのでした。

マリー=アントワネットの時代には既に存在していたという

由緒正しきカフェ。

行くとうやうやしく昔の衣装らしきを見につけたドアマンが。

公園の帰りに寄った私はちと場違いな恰好でしたが、

スタッフは快く出迎えてくれて、席に。

さすがに、お店の歴史を説明したパンフまで容易されていました。

だいたいフランスのカフェやレストランで食べると

とてつもない量がでてくるので、

一品だけ食べるとか、ガレットとかの軽食にするか、

お惣菜とか買うとかしており、

いままでまともにコースなど食べたことがありませんでした。

今回もアラカルトで一品たのむつもりが、

なんとコースしかない。それもランチにしては結構なお値段。

選択の余地がないので、覚悟をきめて

前菜やメインをチョイス。

ところが...

ただでさえ量がおおいのに、

ハウスのサービス、と称して

さらなる追加メニューがでてくるではありませんか。

あとで見ると三ツ星レストランだったようで、

さすがに、これがフランス料理のいうところの

味のマリアージュかしらん、という

とても美味しいお料理だったのですが...

メインがでてきたら、

半分が終わったころにもう、く、苦しい。。。

でもおいしい。。。

そうするとさらにデザートまでサービスが...

サービスが3回くらいはあったでしょうかね。

さらにチーズ...

デザートもメインの盛り合わせのほかに、

マカロンにフルーツゼリー。

おとなりに同じく一人できていた

東洋系の男性も、

”こんなにたくさん!?”と

おもわずこぼしていたほど。

さらに、スライスしてくれるサバランと、ヌガーとかマシュマロ(ギモーブかも)とかもあったのですが、

さすがにギブアップ。

こ、これはゆうに2人分の量ですね~ 日本なら。

そう思えばお値段も実はそれほど高くはなかったのかも。

時間も予想以上にかかってしまい、

急ぎ宿にもどって、空港へ。

あまりにお腹いっぱいで、夜8時台のフライトだったのですが、

それまで飲み物とかしか入らず。

暑かったので、オレンジジュースをがぶがぶ。

そして飛行機に乗り込んでから、夕食もほとんど入らず。

その辺からなんだか異変が。

妙に具合が悪くなって、眠ることもできず。

お腹がなんだかおかしい...

それからが大変。

幸い夜でお手洗いを利用する人が少ない中

何度もお手洗いを占拠。

そのうちお腹こわしただけでなく、一回もどしてしまいました...

(すいません、気分の悪くなるような話で)

それから絶食状態。

おまけに乗継便だったのですが、

北京から出る時に遅れて

もう家に帰るにはまにあわず、

関空近くのホテルで一泊することに。

でもホテルで爆睡してゆっくりでき、

かえってよかったです。

翌日にはおにぎりを恐る恐る食べれるように。

でも食べれるようになってもなんだか

体に力がはいらないような、だるい感じ。

すでに北京から兄(医師)にメールして

食中毒らしいといわれていて

かかりつけの病院にいったら、やはりそういうことで、

まだ毒素が残っているからだるいんだろうと。

おまけに免疫も落ちて風邪とかもひきやすい状態になっているとのこと。

思い当たる食べ物としては、

ランチの前菜が貝類で、量はそれほど多くなかったですが、

生のカキとか貝がはいっていたんです。

牡蠣とかはやっぱり一番怪しいようです。

機内食はほんの少し食べましたが、

まわりで気分が悪くなっていたような人はいませんでしたしね。

おまけに、あとで、パリ、食中毒とかで検索すると、

実はフランスは食中毒大国みたいなことが書いてあり、

有名レストランでも結構なるんだとか。

おまけに、エアラインで食中毒が起こった時、

ちゃんと証拠まででていても、

あやまらないお国柄だそう。

パリ在住のブログの主は、まわりの人すべてが

食中毒になった経験があった、ということで、

ちょっと信じられなかったのですが、

あとで民泊の家主と連絡した時に食中毒の話をすると

やはり彼女も何度かなったことがあるそうです!

そういえば、ステーキタルタルとか

(ミンチの生肉)生卵とともに食べるものが

定番メニューとしていたるところにあるのですが、

上記ブログの主によれば、フランスは卵のサルモネラ菌防止のための

処置をほどこしてないから、絶対生卵は食べないようにしていた、

というくだりがありました。

フランスのカキはあたりにくい、などと言う記事もありましたが、

フランスの友達のお母様がカキで食中毒になった話もきいたことあります。

生もの、生焼けは気をつけたほうがいいです!!

完全に体調が戻るまで、疲れや気候のせいもあってか

さらに何日かかかりましたね。

ただ..  体重おとさなきゃーとおもっていたら

今回の一件で数キロやせちゃいましたが。。。

ケガの功名?

帰国してから新聞広告に、

日本でも年間2万人が食中毒にかかります、

とありました。

ひどい時には死亡者もでたりしますからね。

蒸し暑い時期には特に気を付けてくださいね。




素敵な盛り付け、素敵な内装でしたが...

あの分量と食中毒に懲りて

もう2度と行くことはないかな....


Angelica's blog of the flowers   アンジェリカのお花のブログ

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