癒しの花
今年の母の日、プレゼントにしようと思って購入していた、
すてきなレースのついた布バッグのキット。
キットにしたものの、自分で作るのもムズカシソウ。
母のお友達がとても上手に袋物を作られる方なので、
こっそりお願いすることに。
ふたを開けてみると、その方にとっても、
いつものご自分の作り方と違っていたりして
そんなに簡単な話ではなさそうでした。
私も、裁断とか、レースのぬいつけとか少しお手伝い。
お仕事としてお礼をお支払いするつもりでしたが、
受け取っていただけなそうな様子でしたので、
先日パリで買っておいたお菓子のほかに、ブーケを差し上げようと思っていました。
そこで打ち合わせの時に卓上に飾っておいて、帰りに差し上げたのでした。
すると、たいへん喜ばれ、”お花が一番うれしい”とおっしゃっていただけました。
考えてみると、普段、花束をいただくことってあまりないような。
私など、特に、自分がしょっちゅう作っていますのでね(汗;)
そして、バッグ出来上がりの日。
ふと思いついて、パリのショーウィンドウで見つけた、
バラ柄の素敵な缶にはいったキャンディー、
行先がまだ決まっていなかったので、それも差し上げることにしました。
中身がキャンディーだからどうかなと思ったのですが
(なにせ私は缶にひかれて買ったので)
御針箱にする可愛い缶をちょうど探されていたとのことで、大変喜ばれました。
さらに、思いがけなくブーケについても、
”お花であれほど癒されるとは思っていなかった。”とおっしゃっていただいたのです。
その方の好きそうなピンクの花でつくったブーケ。
テーブルの上において、毎日水をかえ、鮮度保持剤も少し与え、
ずーっとながめて癒されていたとおっしゃっていただけました。
ピンクの色はハートチャクラの色。
もうずいぶんになりますが、愛する人を亡くされて、
今はお一人で暮らしておられるその方の心に
花のエネルギーとカラーで、
ひとときの安らぎとなったのでしょうか。
(この写真のブーケの花材にプラス、スプレー薔薇も入っていたブーケでした。)
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