いけばな展
毎年1月末~2月始めに開催される、福山華道連盟のいけばな展、
今年も立派な桑の枝があったので、あまり構想を練ることもなく
カンタンにいけてしまったのですが、ハプニング続きでした。
最初はお花屋さんでみつけたスイトピーの色が気にいって、
それとアスパラ、かすみ草、こでまりで、白を基調とした中に
スイトピーのさわやかな黄緑がかった黄色が入る予定でした。
が、同じものを頼んだはずが、前日の晩、アスパラがふわふわっと
ひろがったのではなく、棒状のだと電話で聞いて、
ネットでどんな種類が映像を確かめると、
ちょっと使えそうな形ではなかったため、
急きょ夜まで開いているホームセンターで、代替の花材をさがし、
ブルニアと、それにあうシンビジウムを試しいけのために調達。
シンビはちょっと古かったのです。
さらに当日、スイトピー、こでまりを取りにいくと、
スイトピーは、染めのもので、私がみていた色はしばらく水につけて
濃いきみどりが落ちた後の色だったとかで、
届いたのは似ても似つかない蛍光色のはでな黄緑。
とても使う気になりません。。。
しかもアスパラもちょっと古いものなら最初にきめていたものが
あるんだとか。
うーん、コミュニケーション悪すぎ。
ブルニア買っといてよかった。
スイトピーはしかたなくもらっておいて、
3本だけあったカラーを確保、
さらに、メインはスイトピーからシンビに変更することにし、
ほかの店をあたると、
助かったことにちょうど考えていたような緑がかった黄色のシンビが。
それをもらって、となり町に生けこみに走りました。
せっかく前回のお稽古で試しいけをしておいたのに、
ぶっつけ本番。まあ、全体に自然に生けるだけですが。
すると、またハプニング。
シンビが古かったのか、真ん中の花びらがぽろぽろ落ちるのです。
ひえ~ のっぺらぼうのシンビ!
さらにすきまが生じるというので、ホームセンターで色合わせのために
試しに買っておいた古いシンビもいけなくてはならないことに。
一部花びらのふちが茶色くなっているのを先生がちぎってくださって
ぼろかくし。
うごかすと、もうひとつのシンビの花びらがまたぽろぽろと。
大汗。
のっぺらぼうがあまり見えないことを祈りつつなんとか完成。
こんなにハプニング続きのいけこみははじめてでしたが、
最初の花材よりは、おとなしい色ながらも色の面積が多くなって
華やかさはアップしたので、けがの功名なのかも...
つたないですがこんな作品になりました。
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